2017.11.24
現在、椙山歴史文化館文化展示室では企画展として「測る~美しさと着やすさを求めて~」を開催しています。今回の展示では、現在、教育現場ではほとんど使われていない機器、役目を終えた貴重な機器やデータを展示し、着やすさと美しさを求めて服づくりのために用いられた機器類が、当時、どのように活用されてきたのかをわかりやすく紹介しています。
1970年から2000年頃の本学園の被服教育において、「測る」ことに力を注いできた機器を、3つのテーマ「体型を測る」、「アパレルの設計・製作で測る」、「アパレルの機能を測る」に分けて、開催しています。特に展示品のひとつの「モアレカメラ」は、1970年代当時にはとても珍しく、カメラに映し出された人体の立体形状を等高線モアレ縞で表す3次元の計測機器で、たいへん貴重な展示資料です。
ぜひ、多くの方に足を運んでいただければ幸いです。
【開催期間】:平成29年11月8日(水)~平成30年6月29日(金)
※椙山歴史文化館は、毎週水曜日、金曜日10:00~17:00に開館しています。ただし、年末年始、祝日は、休館日となります。